セカンド一位の昭平君のありがたいお言葉
 尾神で開催されたSTUDENT CUPが明治学院大学 Color Field としてここ数年では初の学連への参加となりました。大会や学連への参加経験のない私にとって右も左も分からないまま初日(公式練習日)は受け付け、そしてテント設営と進んでいきました。強風を待ちながらなんとか一本飛ぶことができ、その後は大阪大学のみなさんと尾神、吉川町の温泉、食事を堪能。さらには弘前大のみなさんが作ったおいしいカレーライスをちょっと頂きながらテイクオフから空いっぱいに広がる星空を眺め眠りにつきました。
 大会初日、初めてキャノピーにテープで番号「9」を貼りいざテイクオフへ。ランディングの風向きが難しいということでファーストクラスからゲートオープン。飛び立った皆さんのライズアップやソアリングに見とれながら約2時間後セカンドクラスもゲートオープン、緊張しながら先に飛んでいくみんなの様子をうかがいながらやや風の強いの中テイクオフ。尾神の地形の恩恵を受けながらリッジで飛び交うグライダーの中を縫うように高度を獲得しようと頑張っていると、風は強く尾根の上はフルグライドでは前にでることができないような風は強めのコンディションへ。リッジでねばっているうちに飛んでいるグライダーは二機になり、最後は雨が降ってきたので揃ってランディングへ。僅差で何とか大会一日目一位に。そして夜はレセプション、用意していただいたおいしそうなバーベキューを横目にビールで乾杯、そしてレセプションが進んでいく中でみなさんが持ち寄ってくれた各地の銘酒を飲み比べながら、大いに盛り上がりとても楽しく交流できました(弘前大のコール素敵でした)。夜は明冶大の皆さんのテントでパラやサークルの話をしながら就寝。(明治大のみなさんテントありがとうございました。)
 大会二日目、セカンドクラスからゲートオープン、数機がテイクオフしていくなかコンディションは雲による吸い上げへ、私は飛ばないままいったん競技は中断、テイクオフもガスに包まれ約三時間が経過、ゲートクローズの時間も近づき焦燥感にかられていると、ガスは消え飛ぶことのできるコンディションへ。バリオのスイッチをいれテイクオフ、昨日のようなリッジはとれずランディング上空のサーマルでわずかにソアリング、約20分のフライトでした。ゲートクローズの時間がせまりちょっと焦りながらリフライトへ、ぶっ飛びで大会終了。
 閉会式、ずらりとならんだ商品の中でファーストクラスから順に表彰されセカンドクラスに。なんとか一位を獲得することができました。しかしながらなにより学連に初参加し感じ取ることができたのはパラグライダーを通じて大学は違えどみな仲間であることです。そして暖かく新参者であったColor Field を受け入れていただきとても感謝しています。また何かのイベントでみなさんにお会いできればと思います。
長野県白馬村より 明治学院大 Color Field 佐藤昭平