◎大会報告(text by ムック photo by ウラシマ)
2005年度Gリーグ第一戦尾神岳ParagliderStudentCupは練習日フォロー気味の中始まっ た。 せっかくの練習日、飛びたいと希望する選手が多いなか本流がフォローのためか安定した 風が入らず、 1時頃までウェイティングするもNP生のフライトを断念、何名かのP証所持者のみフライ トした。

その後、選手達はショップ横にあるスライダーにてOPEN参加のスピードスライディン グを楽しむ。 GPSを使用し最高速度を計測し最も速かった者の勝利である。優勝候補と思われた TeamDの 小松&椋本は振るわず、見事優勝を飾ったのは脅威の48kmをたたき出した山形大学の佐 藤幸恵である。 準優勝は日大EPO所属関根くにお、第三位は山形大学長谷川拓也であった。


その後、みんなで海へ行き日本海を満喫した。

さて、いざ競技日初日であるが、昨日と同じくテイクオフはフォロー。しかも強め。競技 委員長の 山本さんの好転する可能性はあるという言葉を信じてウェイティング。すると見事アゲイ ンストが 入りはじめソアラブルなコンディションに、さっそく1stからゲートオープンされる、 1stクラスは 10kmのスピードラン、村上、及川、太田が競うようにテイクオフ。最初はあげ渋っていた がなんとかトップアウト、 最初にスタートを切った村上が先行しそのままゴール!!初日のトップを飾った。これに 遅れた及川と太田であったが 最後の沖パイロンであるランディングを取りに行き戻ってくる際に及川は低くなってしま い、 高くテイクオフ前に帰った太田に抜かれてしまう。二人ともそのまま最終パイロンを回り ゴール!! 2位太田、3位及川となる。



2ndクラスは1時間MAXのデュレーション。1stクラスが順調にソアリングしている のを見て ゲートオープンするも30分ほど飛んだ時点で雲の発達が著しくなり競技を続けるのは危 険と判断し タスクストップ。順位はテイクオフ順となった。1位伊田、2位関根、3位小玉となっ た。

レセプションは毎度のごとく大盛り上がりで今回はカラオケもでき盛り上がった。 尾神岳では大会の実行側である役場の人たちとも共に飲め選手も役員の方々も楽しんでい た。



競技二日目。 最初、弱いサイドの風の中、アゲインストのタイミングも増えてきたので2ndクラス ゲートオープン 近藤が果敢にもテイクオフするがあえなくランディング。2番手で出た小林選手が上げだ し続々と選手 がテイクオフしていく、やはり風はアゲインストではないらしくサーマルは斜面に沿って ではなく少し 沖に出ていた。2ndの選手はこのサーマルを見事使いソアリングしていた。やがてコン ディションが 悪くなりテイクオフ前のサーマルがなくなった。しかし、見事ランディングから立ち上が るサーマルを 捕まえた伊田、関根、小玉、尾崎、佐藤の5名の選手が見事1時間を超え1000点をもぎ 取った。

1st選手はコンディションの沈静化とともにウェイティングを余儀なくされる。その後 オーバーキャスト するも晴れ間のさしてきたタイミングを見計らってテイクオフ。しかし、コンディション はそれ以上好転 せず、村上と及川両名のみミニマムをクリアしただけで成立条件に満たさず不成立とな る。



総合成績 1st、優勝 村上、準優勝 太田、第三位 及川。
     2nd、優勝 伊田、準優勝 関根、第三位 小玉。
     団体戦、優勝 freewave、準優勝 EPO、第三位 ZIPS。

以上、参加人数こそ少なかったものの2日飛べ選手全員楽しめた大会となった。






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